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子供の矯正

  

ここでは、子供の矯正の概要を解説しています。2019年から治療が開始した子供向けのマウスピース矯正「インビザラインファースト」にも注目です。

子供の矯正の概要

子供の矯正の種類

まずは、子供の矯正で使われる代表的な装置を見てみましょう。

部分的なマルチブラケット装置(2×4装置)

叢生の治療に使用される矯正装置。歯列を拡大しながら歯のデコボコを矯正していきます。

拡大装置

叢生の治療に使用される矯正装置。永久歯の萌出スペースが不足し、かつ、上顎骨や上顎の歯列が狭いなど、やや難症例の叢生が適応となります。

上顎顎外固定装置(ヘットギア)

出っ歯の治療に使用される矯正装置。上顎の成長が著しいタイプの症例などが適応となります。

機能的矯正治療(バイオネーター・フレンケル装置)

出っ歯の治療に使用される矯正装置。下顎が小さいタイプの症例などが適応となります。

上顎前方牽引装置(フェイシャルマスク)

受け口の治療に使用される矯正装置。上顎の成長が弱いタイプの症例などが適応となります。

筋機能訓練装置(ムーシールド)

受け口の治療に使用される矯正装置。乳歯列期の子供などが適応となります。

インビザラインファースト

透明なマウスピースを使った矯正装置。大人の矯正で広く採用されている「インビザライン」の子供版で、2019年3月から治療がスタートしました。

子供の矯正のメリット・デメリット

子供の矯正の主なメリット・デメリットを、それぞれ4つずつ見てみましょう。

【メリット】

1.顎を理想的な形に成長させられる

理想的な歯並びに仕上げられるよう、顎の骨を誘導的に成長させることができます。大人になってからの矯正では、顎の骨の形を変えることが困難です。

2.抜歯して矯正するリスクが減る

子供のうちに顎の形を整えておけば、将来的に抜歯をせずに矯正治療を終えられる可能性が高まります。

3.定期的に虫歯のチェックをしてもらえる

矯正期間中、1~2ヶ月に1度のペースで歯科医院を受診するため、矯正治療の状況だけではなく虫歯の有無をチェックしてもらうこともできます。

4.歯並びに影響を与えるクセも矯正できる

舌クセ、指しゃぶりなど、歯並びに影響を与えるクセも少しずつ矯正していくことができます。

【デメリット】

1.治療期間が長くなる可能性がある

顎の成長と並行して矯正治療を続ける以上、治療期間が長期的になる可能性があります。多くの場合、15歳前後まで矯正が続きます。

2.矯正法によっては虫歯のリスクが高まる

一般的なブラケット矯正の場合、装置に食べカスなどが詰まりやすくなるため、虫歯のリスクが高まります。

3.治療をストレスと感じることがある

見た目にコンプレックスを感じたり、また、装置が口の中にあることに違和感を覚えたりなどし、治療をストレスと感じる子供もいます。

4.矯正法によっては本人の協力・努力を要する

マウスピース矯正の場合、毎日、自分で装置を着脱しなければなりません。かつ、決められた時間を、かならず装着していなければなりません。治療には本人の協力・努力を要します。

子供の矯正の治療期間と費用の目安

子供の矯正は、「一期治療」と「二期治療」の2段階に分けて行われます。

一期治療

一期治療とは、顎の骨の骨格矯正を目的にする治療のこと。おおむね6歳から小学校中学年くらいまでの期間で行われます。治療費の目安は10万円~50万円ほどです。

二期治療

二期治療とは、歯列自体の矯正を目的とする治療のこと。おおむね小学校高学年から中学生くらいまで行われます。治療費の目安は20万円~120万円ほどです。

健康保険の適用について

「顎の外科手術が必要な顎変形症の手術前後の矯正治療」、「前歯の永久歯が3本以上正常に生えてこないことに起因する咬み合わせ異常」、「厚生労働省が定めた疾患に起因する咬み合わせ異常」などの症例の場合、健康保険が適用されることがあります。健康保険適用で矯正治療を受けるためには、地方厚生(支)局長に届け出た歯科医院を選ばなければなりません。

なお、子供の矯正の大半は上記の病気に該当しないため、基本的には健康保険が適用されないものと考えておきましょう。

【まとめ】一度歯科医院で相談を

子供の歯並びを気にしている親御さんは多いと言われています。その一方で、見た目の問題も含め、子供に様々な負担を与えてしまうことを気にする親御さんも少なくないようです。

しかしながら、矯正は顎の骨が成長段階にある子供のうちに始めたほうが、結果は良好となることが多いようです。子供に矯正を受けさせるべきかどうか悩んでいる方は、一度歯科医院を受診し、歯科医師に相談してみたほうが良いでしょう。

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