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交叉咬合(こうさこうごう)とは?

交叉咬合は奥歯(または一部の歯)のかみ合わせがずれてしまっている状態であり、「クロスバイト」などと呼ばれることもある不正咬合です。ここでは交叉咬合の特徴や原因、放置した場合の弊害、さらにインビザライン矯正治療との相性まで詳しく紹介していきます。

交叉咬合とは?

交叉咬合1 交叉咬合2

交叉咬合とは、一般的には奥歯がずれてしまっている状態です。

人間の歯は通常であれば、上側の歯が下側の歯よりも少しだけ外側へ出ていますが、交叉咬合では奥歯が左右方向へずれており、「クロスバイト」や「すれ違い咬合」などと呼ばれることもあります。

交叉咬合は、奥歯全体が内側へずれているケースもあれば、片側の奥歯だけが内側へ入り込んでいるケースもあり、その深刻さは様々です。また、一部の歯だけが左右にずれている場合もあります。

症状の程度にもよりますが、交叉咬合は外側から見えにくいことが多く、本人も自覚していないことが少なくありません。そのため、交叉咬合は見過ごされがちな不正咬合の1つですが、放置していると顎関節症や顔の歪みの原因にもなります。

交叉咬合がもたらす弊害

交叉咬合の程度は人によって異なりますが、長期的に放置することで顎や顔面へ深刻な悪影響もたらす可能性があります。

食べ物を消化しにくい

交叉咬合に限らず、かみ合わせが悪ければ食事で充分に食べ物を咀嚼することができず、消化器官へ負担をかけてしまうことが少なくありません。

頭痛・肩こりなど

かみ合わせが悪いと、咀嚼の度に必要以上の力がかかったり、日常的に口周りや首などへ負担をかけてしまい、頭痛や肩こりといった様々な症状の原因となります。健康的な生活を心がけているはずなのに、どうしても頭痛や肩こりが解消されない場合、一度きちんと歯科検診を受けるべきかも知れません。

顎関節症のリスク

かみ合わせが悪いことで顎の骨や関節へ負担をかけると、それが蓄積して顎関節症を引き起こしてしまうリスクが増大します。 交叉咬合が原因で顎関節症になってしまった場合、歯列矯正を適切に行わなければ症状改善が見込めないこともあり、早めの治療や予防が肝心です。

顔面の歪み

痛みや違和感があまりなかったとしても、交叉咬合による顎や顔面骨格への悪影響は少しずつ蓄積されていきます。

その結果、顔全体が歪んでしまったり、顔の下半分がずれてしまったりと、顔面の変形が生じることもあるでしょう。

人間が普段に生活をしている時は、絶えず表情が動いているため顔面の歪みに気づきにくいですが、例えば写真を見た際に、思っていた以上に顔面が歪んでいると分かるケースも珍しくありません。

虫歯や歯周病リスク

奥歯の一部だけが交叉咬合になっている場合、周囲の歯との関係によっては充分な歯みがきができなくなることもあるでしょう。 オーラルケアの不足は虫歯や歯周病のリスクを増大させるため、予防歯科の観点からも交叉咬合の治療は必要です。

交叉咬合になる原因とは?

交叉咬合の原因としては、主に3つのパターンが挙げられます。

遺伝による影響

遺伝的に顎の骨や歪んでいたり、歯の成長が不十分であったりすれば、交叉咬合となるリスクが高まります。 特に顎の骨の異常が原因の場合、矯正治療も難しくなってしまうため、注意しなければなりません。

成長段階での異常や生活習慣

乳歯から永久歯へ生え替わっていく際に、栄養不足や病気などによって歯や顎の骨の成長が正しく行われなかったことで、交叉咬合が発生することもあります。

また、普段から頬杖をついていたり、口呼吸をしていたりと、日常的な癖や生活習慣が原因の交叉咬合も考えられます。

このような場合、歯列の変化は徐々に起こるため、本人も状態を自覚しにくく、気がついた時には深刻な状態になっていることもあるでしょう。

外的要因

事故やケガ、または歯科治療の影響などによって、奥歯や周辺の組織に負担がかかり、交叉咬合となるケースもあります。

インビザラインで治療可能なのか?

基本的には治療可能だが難しいケースもあり

インビザラインは奥歯にも使えるため、基本的に交叉咬合も治療可能とされています。

しかし顎の骨が変形していたり、重度の交叉咬合となっていたりする場合、インビザラインだけでは治療が難しく、抜歯や外科手術が必要となるかも知れません。 また、虫歯や歯周病にかかっている場合、先にそれらを完治させることが必要です。

まとめ

外見上は自覚しにくいことも多い交叉咬合ですが、放置することで気づかぬ内に顔や体へ深刻な悪影響を及ぼしていることもあります。また、症状が深刻になるほど治療も困難になっていきます。

軽度の交叉咬合はインビザラインで治療できる可能性もあり、気になる人はクリニックで歯科検診を受けて、自分の歯列の状態を確認しておくことが大切です。